1894年創業、英国を代表するブランド「バブアー」。冷たい北海の雨風から身を守るワークウェアとして生まれたワックスドジャケットは、今でも世界中で愛されています。そんな老舗から、2025年春夏シーズンの幕開けに先駆けて春以降もおすすめなモデルをご紹介します。
01｜絶妙な丈とオーバーサイズが女性にもおすすめなトランスポート
90年代に生まれた比較的新しいモデル、「トランスポート」。「ビデイル」や「ビューフォート」といった定番モデルに比べ、コンパクトな着丈がよりカジュアルな印象です。春から秋にかけて活躍するノンワックスのピーチスキン生地は、きめ細やかなポリエステル生地を起毛させ、毛足を短く刈り揃えたもの。オイルドジャケットを彷彿させる風合いを叶えながら、軽やかな着心地を実現しています。
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02｜カジュアル×スポーティーなショート丈スペイは、軽やかなノンワックスとも好相性
腰まで水に浸かるフライフィッシング用ジャケットを原型としており、ショート丈と動きやすい広めの身幅が特徴。小柄な方でも違和感なく着こなせる上に、その普遍的な佇まいとシルエットの新鮮さを両立できることから男女問わず人気のモデルです。春夏のカジュアルスタイルとも相性がよく、４月以降はカットソーやシャツの上に羽織るリラクシングな着こなしにもはまります。
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03｜定番中の定番ビデイルを、ラギッドな配色でカジュアルダウン
乗馬用ジャケットとして考案された、「バブアー」を象徴するモデル。オリジナルを踏襲し、優雅な乗馬姿勢を保つ長めの丈と馬上で裾が突っ張らないようサイドベンツ（切れ込み）がある、クラシカルな造りです。また、今季は「ストーン」もおすすめ。ラギッドで、デニムやスウェットなどのカジュアルアイテムと特に好相性です。
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04｜モダンで機能的なディテールが効いた、トランスポートのアレンジモデル
「トランスポート」を全体のベースに、ポケット周りに「スペイ」の要素も取り入れるなど、定番モデルのエッセンスを再構築したモダナイズモデル。長過ぎず、短過ぎずの絶妙な丈感はバブアーらしい味わいを残しながらも“今”の気分を感じさせてくれます。こちらも男女問わず着こなしやすく、パートナーとのシェアも楽しめるでしょう。
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05｜クラシカルながらどこか新鮮！レイヤードが楽しめるベスト、ウェストモーランド
定番モデル「ビデイル」と共通するポケットの配置や裏地のタータンチェック、ラギッドなワックスドコットンなど「バブアー」の象徴的なディテールが随所に散りばめられたベスト。春先以降、袖からニットの柄を見せたり、明るいカラーリングのアイテムと合わせたり、レイヤードが楽しめる一枚です。ブランドらしい普遍的な佇まいと新鮮さが同居しています。
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■ Barbour（バブアー）
「Barbour（バブアー）」は、1894年、ジョン・バーブアーによりイングランド北東部のサウスシールズで創業されました。北海の不順な天候の元で働く水夫や漁師、港湾労働者のために、ワックスドクロスを提供したのが始まりでした。革新的なワックスドクロス製の防水ジャケットは耐久性が高く、多くの人たちに愛されるワードローブとなり、100年以上経った現在でも英国を代表するアウトドア・ライフスタイルブランドとしての確固たる地位を築いています。
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