オンオフ兼用で活躍するニットジャケット
好評につき2022年春夏モデルは完売。2023年春夏のアップデート版はこちらの商品ページよりご覧ください。
スコットランドの伝統的なニットウェアをベースに、素材にこだわり、ながく愛用いただける上質なデイリーウェアを提案しているスコットランド発のブランド「マカラスター」。ここ数年で注目を浴びているのが、コットン素材を使ったニットジャケットです。 快適さをキープしながら実現したすっきりとしたフィッティングや、タイドアップもサマになるブリティッシュライクな狭めのVゾーンなど、随所にオンでの着用を想定したディテールが盛り込まれています。ニットを得意とするブランドらしい柔らかな着心地と、上品さが際立つ魅力的なアイテムです。
素材使いにも要注目。 地球上の綿花でたった5%しか生産できない超長綿と呼ばれる希少繊維を用いています。それを16ゲージのミラノリブに編み立てることで、独特の光沢感、なめらかな手触り、ドレッシーさを提供してくれます。 さらに自宅でも洗濯可能な優れもの。 コットン 100%使用で、長いシーズン着られる万能さが嬉しいところです。
それでは、この春夏に適したコーディネートをブリティッシュメイドの人気スタッフに着てもらいましょう。正統派スタイルが似合う丸の内店 店長 遠山と、靴職人らしい独特な雰囲気を持つ青山本店 厚井の2人です。
まずは、正統派 遠山のネイビースタイルからご覧ください。
STYLE01.
ベーシックなオンスタイルを春夏らしく
ネイビー、ブルー、グレーといったベーシックな色合わせを、アイテムの素材感と色のトーンで春夏らしく仕上げたコーディネート。 淡い色のサックスブルーシャツ、ミッドグレーながら霜降り調で、軽快な印象を与えてくれるトラウザーズに、足もとは昨今春夏シーズンでも重宝されているブラウンスエードのUチップ。 色のトーンは合わせつつ、素材感や選ぶアイテムに気を使うことで硬さが残るビジネススタイルではなく、今の時代に合った抜け感のあるオンスタイルになります。そして、素材や色で季節感を上手く取り入れることでファッションらしい表現もできます。 ちなみにシャツは5月発売予定のブリティッシュメイド オリジナルシャツ「ロンドン」の新作。
「今の時代のオンスタイル」をキーワードに、テーラードジャケットでは無く、ニットジャケット、パンツも2インタックで程よいボリュームのあるものを選ぶことでドレススタイル特有の硬さを緩和しつつ、色味に統一性を持たせることでカジュアルに転びすぎないようバランスを取っています。 ニットジャケットにシャツを合わせる場合は、今回のように柔らかい襟のものをチョイスすると収まりが良いです。
■ 着用アイテム
STYLE02.
休日はカラーを取り入れメリハリを
今シーズン実践していただきたいのはカラーを取り入れたコーディネート。 ネイビージャケットに生成り色のトラウザーズまでは定番の合わせであり、いつもならボーダーカットソーをチョイスしたいところ。 そこで、カラーインナーを差すとガラっと印象が変わります。 定番スタイルに一捻り加えることで今季らしい春夏スタイルに。 合わせるインナーをカットソーではなく、ニットTシャツにすることでカジュアルの中に上品さが保たれます。 同じネイビーのニットジャケットでもオンスタイルでは色を揃え、オフスタイルでは色を遊ぶ。 そのような使い分けを行うことで、幅広いコーディネートを楽しむことができます。
実は、こちらのニットジャケット、イギリスの伝統的なブレザーを彷彿させるダークネイビーが採用されています。 そのため、合わせ方によっては色の重さが立ってしまうことがあります。 そこで活躍してくれるのがカラーニット。 今回合わせたイエローだけではなく、オレンジやライトブルーなどもネイビーに合わせやすい色合いです。 さらに、今回のようにボートネックやクルーネックのインナーを合わせる場合、ニット素材を持ってくるとニットオンニットの合わせとなり、品の良さをキープできます。
■ 着用アイテム
STYLE03.
カジュアルシャツをタックイン+ジャケットでドレスアップ
今年の新色として登場したベージュは、合わせ方次第では昨今のオンスタイルにも活用可能。 例えばカラーをアースカラーでまとめて、アイテムもオフィサーシャツ、コットンのオフィサーパンツなど、男らしさが前面に出るそれぞれのアイテムも、タックインスタイル、ニットジャケットをプラスすることで、オン寄りのスタイリングに。 また、足もとにはオンオフ兼用で汎用性が高い「ケンゴン H」を合わせて全体に調和が生まれています。 一つ一つのアイテムはカジュアルベースでありながら、色の方向性とアイテムのテンションを揃え、着方、合わせ方にオン要素を取り入れることで、コーディネートも自然とオン寄りへ整います。
ブリティッシュメイド オリジナルのオフィサーパンツの生成りは、このようなアースカラーとも好相性。 真っ白ではなく、色味のある生成りだから、カラーアイテムだけでなく、ベージュやカーキといったアースカラーともマッチしてくれます。
■ 着用アイテム
STYLE04.
力を抜ける休日にも上質な着心地を
上品に仕上げた休日のカジュアルコーディネート。 休日といえばデニムスタイル。 そこにベージュのニットジャケットを選んで、インナーにはグレーベージュ、シューズにはアーモンドカラーの2トーンでまとめています。 いずれもシンプルでカジュアルなアイテムですが、ウール素材のニットTシャツや革靴の質感、濃いインディゴデニムの色合いで適度に上質さを取り入れています。自然の多い公園にも映えそうな、カジュアルスタイルです。
春夏の休日といえばデニムに白Tシャツ、サンダルのような服装が思い浮かぶと思います。 このような普段着を上品に着るには、ニットTシャツに変えてみましょう。 そして同じトーンのニットジャケットを羽織るだけで休日だけど、少しかしこまった場所でも恥ずかしくない大人のコーディネートができあがります。 適度にボリュームのあるデニムであれば、足もとは今回のようなカントリーシューズ、細身であれば茶色のコインローファーでも良いでしょう。
■ 着用アイテム
STAFF REVIEW:それぞれのニットジャケットの魅力
左:ブリティッシュメイド 丸の内店 遠山
ビジネスパーソンの求める長く使えるものを提案する丸の内店の店長 遠山。 ジャケパン、タイドアップなどオンスタイルを熟知。 好きなイギリス映画の登場人物はジェームズ・ボンド。
右:ブリティッシュメイド 青山本店 厚井
ブリティッシュメイド 青山本店のスタッフかつ修理工房の職人である厚井。 ブリティッシュメイドの“忘るまじおじさん”。 座右の銘は「神は細部に宿る」。
- 「ベーシックなニットジャケットですが、ミラノリブの光沢感や狭いVゾーンなどドレッシーな顔つきで、十分にオンスタイルに活用できる品格を備えているのが魅力です」(丸の内 遠山)「ベージュでもコーディネート次第ではオンオフ着まわせる万能性が良いですね。 ニットならではの柔らかい着心地が、オンオフともにノンストレスで着まわせます」(青山本店 厚井)
スタイリング提案:ブランドPR 坂本
ブリティッシュメイドの前身ディセンタージュの販売員を経て、2013年よりプレス。 現在ではジョンストンズ オブ エルガンやジョセフ チーニー、グレンロイヤル、マカラスターといったイギリスブランドのPRを行う傍ら、ブリティッシュメイドのオリジナルウェアの企画も行っている。 学生時代よりイギリスアパレルブランドにて働いており、イギリスのファッション、カルチャーに造詣が深い。