ブリティッシュメイドは10周年を記念し、さまざまなブランドとコラボレーションしたアイテムの展開を予定しています。そのひとつが「REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)」のホワイトキャンバススニーカー、「プリムソール」。長く愛されているベーシックアイテムを、ブリティッシュメイドらしく別注させていただきました。シンプルながらも英国的なこだわりが詰まった別注品を、今回ご紹介いたします。
英国名門ミル「ブリスベンモス」のホワイトキャンバスを採用
別注品のベースとなったのは1970〜80年代のブリティッシュアーミートレーナー。通称「プリムソール」の名でイギリスで親しまれるラバーソールのスニーカーです。アッパーの生地には「Brisbane Moss(ブリスベンモス)」社のキャンバスコットン「Milton(ミルトン)」を採用。ブリスベンモスは、1858年創業のコーデュロイやモールスキンを筆頭としたイギリスを代表するコットン・マテリアルに特化した名門ミルです。リプロダクション オブ ファウンドの同モデルには、通常展開のない英国由来の生地を採用することで、ブリティッシュメイドらしいエッセンスを加えました。
シックな平織のキャンバス生地ながら適度なハリ感、光沢感を備えた、上質で清涼感のある表情が特長。ミリタリートレーナーらしい良い意味での粗野さを備えつつも、上品な印象です。また、履き込んでいくにつれて経年変化も楽しめる点も魅力です。
シルエットを美しく保つバルカナイズド製法
アッパーとソールは、バルカナイズド製法で仕上げられています。アッパーとソールが強く熱圧着されるため、負荷のかかりやすい甲の屈折部などが破れることを、ある程度軽減すると同時に、木型のシルエットを保ち、型崩れを起こしにくいことが特長です。また、ルックスにも独特な表情を生むため、シンプルなスニーカーデザインの中に、程よいアクセントを添えてくれる効用もあるのではないでしょうか。
ちなみに「プリムソール」の由来は、こちらのソール部分にあるそうです。アッパーの周囲をぐるりと覆うラバーソールとの接合部分が、海水に浸かる舟底(Plimsoll Line)のようであることから名付けられています。
この春夏にもさっそく活躍する、オーセンティックな1足
ホワイトキャンバスのスニーカーは、幅広いスタイリングに取り入れられる汎用性の高さが魅力。今回の別注品はミリタリールーツらしい程よいボリューム感も備えていますが、海由来の総称する背景や、ホワイトのアッパーなど、どことなく自然の風景や清涼感の漂う表情で、この春夏の軽快な装いはもちろん、ジャケパンのようなエレガントな服装にまで取り入れやすい1足になりました。
英国名門ミルの素材、英国に由縁のある「プリムソール」。今回は多くの人々に長年愛されているシンプルなホワイトキャンバスのスニーカーに、ブリティッシュメイドらしい“アンダーステイトメント”なこだわりを反映させていただきました。いままでのワードローブとも自然に馴染みつつ、これからの春夏シーズン、さっそく仲間入りして活躍してくれるはずです。
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