シャツは様々なシーンで活躍してくれる心強い相棒でもあり、ファッションを楽しませてくれるアイテムでもあります。今回は王道シーンでの使い方から1枚のシャツでスタイリングの幅を広げるテクニックまでお伝えいたします。
01|シャツの王道の使い方
ビジネスシーンでのベーシックなシャツスタイリング
ジャケット:シングルブレザー/テムズ ¥69,300(税込)
シューズ:ジョセフ チーニー/ハドソン ¥82,500(税込)
シューズ:ジョセフ チーニー/ハドソン ¥82,500(税込)
ロンドンストライプは紺ブレ、グレートラウザーズ、ネイビータイのビジネス定番スタイルを昇華してくれますし、ターコイズブルーのストライプはハリ感のあるタイプライター生地を使用している為、クールビズなどシャツ1枚でトラウザーズに合わせる際も様になってくれる1枚です。
カジュアルシーンのインナーとしての活用
トラウザーズ:オフィサーパンツ/ポーツマス ¥25,300(税込)*商品リンクには2023年最新モデルを掲載しております。
シューズ:ジョセフ チーニー/[別注]ハワード R ¥82,500(税込)
ジャケット:シングルブレザー/テムズ ¥69,300(税込)
トラウザーズ:オフィサーパンツ/ポーツマス ¥25,300(税込)*商品リンクには2023年最新モデルを掲載しております。
リネン素材はデニムジャケットの様に表情がある素材と合わせると好相性。デニムジャケットはカットソーと合わせるとラギッドな雰囲気になりがちですが、そこにリネン素材のオフィサーシャツをタックインしてキナリのコットントラウザーズと合わせることでぐっと大人っぽさがプラスされます。紺ブレのオフ使いにも抜け感のあるオフィサーシャツは相性が良いです。ベージュのストライプシャツは足元に茶靴が持ってきやすくなり、紺ブレ&アースカラーの組み合わせが上品な休日スタイルを生み出してくれます。
暑い時期にはシャツ1枚で様になる
シューズ:ジョセフ チーニー/ケンゴン Ⅱ R ¥88,000(税込)
特にブリティッシュメイドのシャツはロールアップしやすいように、ガントレットボタンを通常よりもややカフス側に寄せた位置に設定、さらに袖口の芯地を省いたり、薄いものを使用しています。フルレングスのパンツの時はロールアップ、ショーツの際はあえて袖を下すなど、肌の見える分量を調節して、ラフなスタイルにも大人らしい雰囲気を残しましょう。
また、トップスがシャツ1枚になるときに気を付けたいのがサイズ感と素材感。ぴったりしすぎていると幼く見えたり、少し時代感がずれて見えることもあるのでオーバーサイズになりすぎない範囲でリラックス感のあるフィットで素材の良いシャツを選ぶと、シャツ1枚でも様に見えます。
02|1枚のシャツで愉しむ着こなし応用編
オンオフ兼用で愉しむ
ジャケット:シングルブレザー/テムズ ¥69,300(税込)
シューズ:ジョセフ チーニー/ハドソン ¥82,500(税込)
トラウザーズ:オフィサーパンツ/ポーツマス ¥25,300(税込)*商品リンクには2023年最新モデルを掲載しております。
シューズ:ジョセフ チーニー/ケンゴン Ⅱ R ¥88,000(税込)
例えばドレスシャツ「ロンドン」のターコイズブルーストライプはオンシーンではジャケパンにノータイで合わせたり、オフシーンではジージャンに合わせることでラフな印象を中和してくれます。オンもオフも使えるシャツはワードローブあると便利です。
インナーだけでなくアウターとしても活用する
ジャケット:マカラスター/ニットジャケット ¥37,400(税込)
トラウザーズ:オフィサーパンツ/ポーツマス ¥25,300(税込)*商品リンクには2023年最新モデルを掲載しております。
ニット:マカラスター/ピンタックストライプニットTシャツ ¥20,900(税込)
トラウザーズ:オフィサーパンツ/ポーツマス ¥25,300(税込)*商品リンクには2023年最新モデルを掲載しております。
インナーとして使う際は第一ボタンだけ開け、裾はタックイン、アウターとして使う際は、ボタンを全て開けてタックアウト、裾はロールアップ。同じパンツと合わせてもこういった着方を変えるだけでスタイリングの幅が広がるだけでなく、長い季節着られるアイテムになります。
タックイン&タックアウトを使い分ける
シューズ:リプロダクション オブ ファウンド/ブリティッシュミリタリートレーナー ¥27,280(税込)
ベルト:グレンロイヤル/ロンドンDバックルベルト ¥22,000(税込)
シューズ:ジョセフ チーニー/ハドソン ¥82,500(税込)
一般的には裾が長く、ラウンドカットしているものがタックインを目的に作られているものが多く、反対に裾が短くスクエアにカットされているものはタックアウトを目的に作られているものが多いです。しかし、スタイリングが多様化し、ファッションのルールが少しずつ変化していく現代。そんなときにどちらでも使えるシャツは重宝します。
タックアウトの際はサイドのスリットが深く、前後差がある裾がスタイリングのアクセントになってくれるだけでなく、タックインした際に絶妙なバランスでブラウジングできる身幅感とフロントの前立ての長さを調整したことで正面からの面構えが良く仕上がっています。
シンプルなデニム合わせもタックアウトの際はカジュアル感の強い淡い色のデニムにスニーカー、タックインの際は濃い目でボリュームのあるデニムにベルト&革靴と少し変化をつけるだけでスタイリングの印象は大きく変わります。
ここ5年ほどでシャツを取り巻く環境も大きく変化しています。スーツのインナーがニットやカットソーに変化していき、その後テレワークも普及などもあり、シャツを着ないことが多い時期もありましたが、いま改めてシャツが注目されつつあります。
以前のインナー使い一辺倒とは異なり、暑い時期のアウターとしての活用やサイズ感の変化、さらに色の取り入れ方なども少しずつ変化してきています。シャツの使用頻度の高いこの時期に改めてワードローブを見直したり、ラフになりすぎた服装にアクセントを生むアイテムとしてシャツを取り入れてみてはいかがでしょうか?