グリーンインフラの保全と拡大に取り組むロンドンは、大都市ながらも自然に溢れた街。週末になると太陽を求めてロンドナーたちが街のあちこちに点在する公園へと足を運びます。今回は、イーストロンドンにあるスプリングフィールド・パークとマブリー・グリーンへのショートランブリング（歩く旅）の様子を写真に収めながら、カレドアーが提案する“歩くこと”を楽しむためのウェアをご紹介。
ナチュラルな着心地の良さ、計算された歩きやすさ
メリノウールTシャツ ￥13,200（税込）
肩の力がすっと抜ける週末の外出には、カレドアーのダンガリーシャツをさっと羽織って。背中のタックの分量と袖の可動域が多めに取られているから、ストレスフリーに歩きつづけることができます。また、くり返し着ることで、硫化染料でロープ染色した糸がきれいにフェイドし、デニムのように少しずつ色が変化していきます。自分の味に育てることができるのも魅力のひとつです。コットンとリネンの混紡生地は、一般的なダンガリーシャツよりも吸湿性があり、柔らかくさらりとした肌触り。
そして、夏から秋に向けた季節の変わり目にこそ、インナーには“天然の機能素材”とうたわれるメリノウールのTシャツがおすすめ。メリノウールは体温の変化に反応し、寒い気候のもとでは暖かく、暑い気候のもとでは涼しくいられる素材。朝晩に冷え込み、日中には暑さが残るこれからの季節に最適なのです。保温性、防汚性、防臭・抗菌性にも優れているので、街歩きにもネイチャーアクティビティにも欠かせない1枚になること間違いなし。
シティにもカントリーサイドにも馴染む
高機能でありながら見た目はナチュラルな素材感
アクティブに動く日には、スウェットライクながら裏面に接触冷感のある機能素材を採用したアイスパックナイロンロングスリーブTシャツがぴったり。秋になっても日中、郊外を数時間も歩けばまだまだ汗ばむので、そんな時に肌に触れるとひんやり冷たい心地よさのあるアイテムは重宝するはず。汗で冷えてきても長袖なので寒くならないのも嬉しい。
秋が深まる頃には、タイプライターシャツブルゾンが1枚あると便利。速乾・耐久・撥水、さらには高い防汚効果をあわせ持つ高機能素材を使用しているから、気温の変化や雨風にも柔軟に対応できます。高機能素材であっても、見た目はいたってナチュラルな仕上がりです。
ボトムスには、表情が異なる2種類のナイロン素材を組み合わせたリバーシブルショーツを合わせたいところ。「クリスピーナイロン」を表にすればスポーティな印象を持たせることができ、マットな「クールドッツ」を表にすれば、天然繊維で作られたショートランブリングの他のアイテムとも好相性です。いずれもストレッチ性に優れているので、歩きやすさは抜群。
製品染めが生み出す美しいエイジング
ガーメントダイコットンウールシャツブルゾンは、コットンウールを製品染めして作られているため、使い込むほどに独特のムラ感があらわれます。そのエイジングもまた、このアイテムの魅力のひとつ。細番手の糸をセレクトしているため、しなやかで上品な雰囲気も兼ね備えています。
クラシックチノトラウザーズも、同じく製品染めで作られたもの。表面に独特なしっとりとした起毛感が生まれ、ヴィンテージのような味わいのある生地感に仕上がっています。毎日着ることで体に馴染み、くたっとしたエイジングを楽しむことができます。
綿麻ウェザークロスの独特な風合いを一年中楽しむ
ランブリングスモックとカーゴショーツは、コットン55%とリネン45%をブレンドしたウェザークロスの風合いを楽しんでいただきたいアイテム。素材がもつ適度なハリ感、パリッとしたテクスチャ、自然なシワ感が、コーディネートに個性をプラスしてくれます。適当に畳んでシワが増えてしまっても自然なニュアンスに落ち着くため、アウトドアにも気軽に持っていけます。また、速乾性があるため、汚れてもすぐに洗って乾かせるので便利です。
リネンはその吸水性・通気性の高さから夏向きのイメージが強い素材ですが、その優れた保温性は見落とされがちです。ランブリングスモックの内側にウールのセーターなどを着込めば素晴らしい保温効果を発揮してくれます。暑い日には涼しく、寒い日には暖かく、一年を通して楽しめるアイテムです。
Photography by Sophie Isogai (KiKi inc.)
Styling by Kazami Ohsawa
Hair by Tomi Roppongi
Make up by Yae Pascoe
Model by Elise @M+P models
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