ツイードやウール、コーデュロイなど暖かみのある素材感の洋服を存分に楽しめる秋冬シーズン。この季節に合わせたいのがブラウンカラーのシューズです。赤レンガやガーデニングなど自然要素が溢れるイギリスでは、ブラウンの革靴が映えてくれるとか。すなわちブリティッシュスタイルには欠かせないキーカラーともいえるでしょう。そこで今回はジョセフ チーニーの中からこのシーズンにおすすめしたい茶靴をご紹介。
ブリティッシュスタイルを彩るブラウンシューズ
イギリスの街行く人々の足元を見るとブラウン、スエードのシューズを綺羅びやかに履きこなす紳士達を見かけます。ビジネスシーンではブラックシューズが主流ではありますが、レザー本来の質感や経年変化を得られるこのカラーリングは物を大切に永く使い込む英国紳士が愛するカラーリングの1つ。スタイリングとしてもニット、ツイードジャケットと合わせたブリティッシュトラッドの正統派スタイルへと導く重要な役割を果たすなど、ブラウンシューズの魅力は1つに留まらず、様々な視点からも魅力的に映るカラーリングとして愛されています。
グラデーション美しいブラウンカラーの定番モデル
125ラストを採用した洗練されたシルエットが目に留まるセミブローグ「ウィルフレッド」。今季展開のモカはグラデーションが美しく、より深みのある雰囲気漂うカラーリングに仕上がっています。ビジネスシーンおいてはダークスーツの足元にほど良い落ち着きを与え、カジュアルではデニムジーンズとも相性抜群。様々なスタイリングにも機転の利くカラーリング。控えめながらも優美に施されたブローギングが都会的なブリティッシュテイストを醸し出す、イギリスらしい1足です。
今季初展開ラストを採用した英国の品格あふれる1足
JOSEPH CHEANEY – ROGERCOLOUR: MOCHA BURNISHED
※オンラインショップ、GINZA SIX店のみの展開となります。
ラスト6184を採用したクォーターブローグ“ロジャー”のモカバーニッシュカラー。通常よりもダークトーンに仕上げるダーカーフィニッシュを施すことで実現した奥深いカラーリングは、ドレススタイリングの引き締め役として活躍。小振りなヒールカップ、他モデルよりも細身のEウィズ、やや低めの甲が特徴の絶妙なフィット感を得ることが出来ます。程よい長さのノーズにセミスクエアトゥ、古き良き英国を彷彿させる品格から、靴好きの紳士の方々も唸るであろう今季一推しの木型です。
季節感を添えるスエードのショートサイドゴアブーツ
JOSEPH CHEANEY – FAWKESCOLOUR: BROWN SUEDE
※オンラインショップ、GINZA SIX店のみの展開となります。
ジョセフ チーニーのショートサイドゴアブーツ“フォークス”。ブラウンソフトスエードという上質なスエード素材を採用し、その名の通りのしなやかさ、きめ細やかを持ち合わせた佇まいからは洗練された印象を放ちます。コーディネートを程よく上品に昇華してくれるスエードの質感は、ドレスの外しからカジュアルの引き締め役まで、幅広いシーンでご活躍いただけます。木型は前述のロジャーと同じくラスト6184を採用しており、やや低めに設定された甲と小さめのヒールカップが、タイトなフィット感を得ることができます。チャコールグレーのフランネル素材のスーツと合わせるなど、この秋冬のスタイリングに季節感と華を添える魅力の1足です。
質実剛健を体現したミリタリーラストモデル
今シーズンのLOOK BOOKでも一際存在感を放っていた“ケンゴン Ⅱ R”。色気あるバーガンディカラーは程よいアクセントになり、また経年変化を楽しめる人気のカラーリング。カラーソックスとも相性がよくコーディネートの幅が利く非常に優秀な1足となっています。“ケンゴン Ⅱ R”はイギリス軍に供給していたブランドの中でも最も歴史のある木型 ラスト4436を採用。雨を物ともしないヴェルトショーン仕様、強いシボ感のあるグレインカーフレザー、厚さ1cm以上のコマンドソール、プロダクト面からしても類稀な機能性を持ち合わせたまさに質実剛健の1足。全天候で対応できる快適さが特徴です。自然と使用頻度が増えそうな機能性と相まって、このバーガンディのカラーリングは顕著な経年変化が期待できるのも魅力の1つでしょう。(エイジングギャラリーはこちらから)
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