美しい革靴は、足もとに圧倒的な存在感と上品さを添えてくれる特別なアイテム。 履いて出かけた日は、どこか誇らしい気持ちで1日を過ごすことができます。 それだけに1足を選ぶ時は、デザイン、素材、色などなど……たくさんの時間をかけて悩んでしまうと思います。 そこで今回は革靴をデザイン別で、お手持ちの定番アイテムと合わせた秋冬コーディネートをご提案します。
最もベーシックなプレーントゥ
革靴を買おう!と思ったとき、まずはじめに思い浮かべるのはこちらのようなプレーントゥではないでしょうか。 最もベーシックといっても過言ではないデザインで、その汎用性は非常に高いもの! サービスシューズ(軍靴)などミリタリーをルーツに持つモデルが多いので、他のアイテムも同じミリタリーテイストで揃えれば、コーディネートに奥行きが生まれます。 例えばステンカラーコートのようなアイテムも、風格あるミリタリーウェアとして合わせやすいでしょう。 クラシックになり過ぎないためには、インナーをハイゲージニットや差し色にするのがおすすめ!
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イギリスらしさを取り入れたいならフルブローグ
装飾感が美しいフルブローグ。 イギリスの革靴というと実はイギリスでは、革靴といえばこちらの方が人気があるそうです。 トゥに配されたW字型の切り返しが羽ばたくようなデザインであることからウィングチップとも呼ばれるフルブローグのルーツは、カントリーシューズと言われます。 そこでキルトスカートや、ノルディックセーターのように同じくカントリーテイストのアイテムを選んであげるとグッと温もり感を添えられます。 その場合、柄はコーディネート全体で一つだけ取り入れることを意識してあげると、ウール素材でも重くなりすぎず、バランス良くまとまるでしょう。
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タフで実用性の高いミリタリーシューズ
JOSEPH CHEANEY ー KISDON GV
タフで使い勝手が良い、全天候で着用できることからメンズに人気のミリタリーシューズ。 こちらも組み合わせ方はプレーントゥと同じく、ミリタリーウェアを合わせてみるとバランのス良い仕上がりに。 例えばバンドカラーのオフィサーシャツやタータンチェックのスカーフなども、ミリタリーテイストのアイテムとして合わせられます。 全体的に硬い印象になってしまいそうな場合は、ホワイトデニムなど軽さを取り入れてあげることを意識すると良いでしょう。
オールシーズン合わせやすいカジュアルなローファー
甲部分の切り込みにコインを入れることからコインローファー、またはペニーローファーの愛称で親しまれるローファーモデル。 履き口が広く、スリッポンのような感覚で履けるカジュアルな印象のローファーは、ワークテイストのあるアイテムとも相性抜群。 ベーシックなストレートシルエットのチノトラウザーズを履いて、ソックスの色で遊べば、秋冬でもさり気なく抜け感を演出することができます。
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秋冬の定番!サイドゴアブーツ
サイド部分に伸縮性のあるエラスティック(ゴム)素材を採用し、着脱が容易なサイドゴアブーツ。 英国王室ゆかりの品は、もともとジョッパーブーツ(乗馬ブーツ)から派生したデザインと言われます。 そこで、同じくスポーティなガンクラブチェック、キルティングジャケットなどを選んであげると、イギリスの雰囲気あふれるコーディネートに。 メンズライクなショート丈のジャケットを合わせる時は、Aラインシルエットのワンピースなどがおすすめ。 程よい長さのレングスとブーツのバランスが、甘辛なニュアンスを演出してくれます。
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