年々カジュアル化が進んでいくビジネスシーン。セオリー通りのドレスシューズの他にも、オンオフ兼用といった懐の深さを備える実用性の高い革靴を検討されている方も多いはず。そこでおすすめしたい靴が、ジョセフ チーニーの中でも定番のミリタリーシューズ「ケンゴン Ⅱ R」と、コインローファー「ハドソン」。オフィスカジュアルが浸透するなかで、オンオフこなせる2足です。今回はこちらの2足が如何に万能であるか、その魅力をお届けします。
様々なシーン、スタイリングに対応する万能シューズ
「ケンゴン Ⅱ R」
JOSEPH CHEANEY ー ケンゴン Ⅱ R ¥93,500(税込)
ジョセフ チーニーを代表する「ケンゴン Ⅱ R」は、ヴェルトショーンウェルト製法を筆頭とした高い防水性を誇るディテールを備えた全天候型のミリタリーシューズ。急な雨が予想される日にも迷わず履いていけるほか、短靴のため軽装となる春から夏にかけてはショーツ、夏から秋にかけてベーシックなトラウザーズルックにも取り入れやすいなど、機能性、スタイル面の両方で、持ち前の万能性を通年発揮してくれます。ブラックカラーは昨今、ビジネスシーンでの使用も増えてきています。バーガンディーに関しては経年変化が愉しみやすいカラーのため、革好きから支持の高いカラーです。
季節ごとに足もとのスタイリングが愉しめるコインローファー
「ハドソン」
JOSEPH CHEANEY ー ハドンソン ¥88,000(税込)
コインローファーの「ハドソン」は、汎用性の高さが最大の特長とも称されるベーシックな1足。プレーンで程よい丸みを帯びたトゥシェイプは、英国らしい風格を漂わせています。夏はシューズインソックスでくるぶしをみせて、秋にはソックスで色を足すなど季節ごとに、足もとのスタイリングが愉しめる1足です。アッパーは上質なカーフ素材のためジャケパン、タイドアップスタイルに好相性と、ドレスからカジュアルまで守備範囲の広いブリティッシュメイド定番ローファーです。
用途に分けて選べる2足
左がケンゴン Ⅱ R、右がハドソン。
「ケンゴン Ⅱ R」は強いシボ感が印象的なグレインカーフは、凹凸感のある表情で、傷シミが目立たないといったタフな実用性を備えています。特にブラックカラーなら前述したような昨今のビジネスカジュアルにも取り入れやすいことも強みです。
一方で「ハドソン」にはブラックカーフを採用。ブラックカーフといえばドレスシューズの定番素材。ローファーという革靴の中でもカジュアルなデザインながら、スマートなスタイリングにまで合わせやすいことがポイントです。
タフで全天候に履ける革靴をお探しであれば「ケンゴン Ⅱ R」を、よりオンに適したものなら「ハドソン」を。それぞれ選んでいただけます。
実用的な甲部分のデザイン
左がハドソン、右がケンゴン Ⅱ R。
お次は甲部分にフォーカス。「ハドソン」の魅力といえば、脱ぎ履きのしやすさ。スリッポンタイプのシューズは純粋に脱ぎ履きがしやすく、靴を脱ぐ場面が頻繁にある日本では、より実用的に感じるデザインです。では「ケンゴン Ⅱ R」はというと、5アイレットのレースシューズということでホールド感があり、穿き口からの浸水を防いでくれるベローズタン仕様となっています。
「ケンゴン Ⅱ R」を使ったスタイリング
ミリタリーやワークといったスタイルに合わせるだけでなく、靴のボリューム感を活かしたスタイリングを愉しめる「ケンゴン Ⅱ R」。素材感やボリュームといった足元で足し算したい際に最適なアイテムです。また、素材の経年変化が楽しめるため、使い込む楽しさも堪能できます。
「ハドソン」を使ったスタイリング
カジュアルにもドレッシーにも振れるコインローファー「ハドソン」。カジュアルなデザインでありながらも、素材はブラックカーフ。紺ブレにグレートラウザーズといったジャケパンスタイルにも相性の良い1足。足元で程よい抜け感を作るのに適しており、幅広いスタイルにマッチする、臨機応変さが魅力です。
万能シューズが2足あればローテーションも容易
「ケンゴン Ⅱ R」と「ハドソン」、どちらもキャラクターの異なる靴ではありますが、ご紹介したように臨機応変に立ち回ってくれる特性に共通点があります。たとえば雨の日はケンゴン、晴れの日はハドソンなどルーティン化もおすすめ。どちらも元々はカジュアル向きな革靴でしたが、時代の変化によりオフィススタイルも多種多様になったため、オンシーンでの需要も高まっています。
グッドイヤーウェルト製法に基づいた靴作りは、オールソールしやすいといった修繕面でのメリットも実感できるでしょう。そのような「長く使える」価値観を含めて、極めて実用性の高いアイテムがジョセフ チーニーの革靴です。
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■ JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)