日中の気温が30度を超え、いよいよ夏本番!ブリティッシュメイドが本社ビル、本店を構える南青山にも強い日差しが照り付けています。今回は、夏のある日、本社&青山本店で働くスタッフの出勤スタイルをスナップでお届け。ブリティッシュメイドのアイテムをそれぞれのスタイルの中に落とし込んだ着こなしをスタッフ自らがポイント解説します。
01|軽快な夏の装いを引き締めるブラックのコインローファー
仕事でもプライベートでも、365日足元は革靴ですね。スタイリングの中に上品さが欲しくて、夏はクルーネックより襟のあるトップスを選んでいます。だから、夏服でいうと、ニットポロが好きなんですよ。
オフィサーパンツ/ポーツマス ¥26,400(BRITISH MADE)
個人的に、縦にまっすぐ落ちる“Ⅰライン”が好みです。ただ、僕の体形はどっちかっていうと上半身がでかくて、足が細い方なので、パンツは少しゆとりがある方がいい。「ポーツマス」は股上が深くて、テーパードが効いていてもそこまで細身なわけじゃないから縦長のシルエットが作りやすいですね。やっぱり、クリースを綺麗に出して、縦のラインをしっかり出さないと、ちょっと、なんか気になっちゃいます(笑)
HUDSON/ハドソン ¥88,000(JOSEPH CHEANEY)
パンツかトップスに薄い色があると、どこかで引き締めたくなるんですよ。で、僕の場合、締めるのは足元が多いので、 黒のカーフレザーがしっくりきます。中でも、スタイリングにカジュアルな要素が強いときはコインローファーの「ハドソン」を選びますね。足元のボリュームを抑えて、バランスよくまとまります。
厚井 康宏
02|気張らないTシャツスタイルこそ、レディライクなアイテムで華やかに
おなかにTシャツを全部インするか、前だけインして後ろ出そうか悩んだんですけど、やっぱり全部入れちゃった方がすっきりするなあと思って。全体的にコンパクトなサイジングが最近の気分です。“男の子っぽく”なりすぎないように、パンツやカットソースタイルでもちょっとフェミニンな着方をするようにしています。
サマーメリノウールTシャツ ¥16,500 (Caledoor)
着心地で服を選ぶことが多くて、このカレドアーの「サマーメリノウールTシャツ」はクールマックス混ウールで速乾性もあって気持ちよく着られます。着心地はもちろん、シルエットも大事にしたいから、袖をまくって、もたつかないようにしています。メンズモデルで、全体的にゆったりした作りなのでSサイズを選びました。
ミリタリーサンダル ¥30,800 (REPRODUCTION OF FOUND)
シンプルで“気持ちいい”服を選んだら、色味とかデザインで直感的に「かわいい」って思えるモノをポイントに持ってきて、華やかさを出すようにしています。「ブリティッシュミリタリーサンダル」とTシャツがアウトドアテイストのメンズアイテムなので、敢えてレディライクなスカートを合わせました。
佐藤 絵里
03|ブレザーをショーツでカジュアルダウンさせたサマートラッド
完全に個人的な考えですが……。クラシックな装いにこそ、違和感がある要素をどこかに入れたくなってしまうのです!仕立ての良いブレザーとカジュアルの極みともいえるショーツのアンバランス感を狙いました。首元には、スカーフやネクタイの代わりにヴィンテージのコットンバンダナをアクセントに巻いています。
シングルブレザー/テムズ ¥73,700(BRITISH MADE)
幅広なラペルとか、構築的な肩回りとか、ドレッシーなディテールが個人的に“ツボ”です。それでいてフィッティングはややゆったりとしているので、実はカジュアルダウンさせたスタイルにもほどよく馴染んでくれます。古着をよく着ることもあり、日によってかなりテイストが変わるので、普遍的で合わせやすいジャケットは重宝します。
グルカショーツ/ホワイトホール ¥24,200(BRITISH MADE)
私は脚や肩幅の割に腰回りやウェストが細いので、ヴィンテージのパンツは腰回りの布が余ってしまうことが多いんです。全体的にもたつきが少ないすっきりとしたシルエットが穿きやすく、ついつい手に取ってしまいます。
相川 耀平(Ivy)
Photo by Yuya Kawajiri