ようやく気温が下がり始め、秋の深まりと冬の気配を感じる11月。そんなこれからの季節に活躍するのが、「ジョンストンズ オブ エルガン」のカシミヤストール&マフラーです。ブリティッシュメイドのスタッフたちも、早速冬を先取りして最新アウターと合わせた着こなしを楽しんでいます。今回はブリティッシュメイド横浜店で働く若手メンズスタッフ2名と本社スタッフ1名の出勤スタイルをパパラッチ。スタッフそれぞれのエピソードと共にお楽しみください。
01|マニッシュなコートをデニムとロイヤルスチュアートで軽快にカジュアルダウン
大判チェックストール ¥86,900 (Johnstons of Elgin)
今季は、ちょっといつもより大人っぽくしようかなと思って、合わせやすい服を買っています。今までは発色のいいモノが好きだったんですけど…..ちょっと欲しいモノが変わってきました。それもあって、ジョンストンズのマフラーは、明るい色使いとかチェック柄の中に色がいくつか入っているものが気になります。今日は、全体的に寒色なので、ロイヤルスチュアートの赤が引き立つと思って選びました。
オフィサーコートはデザインがクラシックで色味も落ち着いているので、(見た目に)軽さが欲しくて明るいブルーのデニムを足元に持ってきました。デニムを履くときは、靴はチャンキーなものよりもシュッとしたものの方がしっくりきますね。特に、こういうボリュームのあるアウターを着るときはパンツも靴もコンパクトにしたいです。スニーカーならローテク系、ブーツならショートブーツ……。今日は「ジョセフ チーニー」のミリーを履いています。
スモールボストンバッグ ¥90,200 (GLENROYAL)
服はシックな物同士を合わせて、あとはストールとか、ゴールドのアクセサリーとか、小物使いを楽しみたい気分です。マニッシュな中にも女性らしさが残るようにスタイリングできたら。
佐藤 絵里
02|ブラックウォッチが上品な遊び心を添えてくれる
ファッションへの入り口は、成人式の時に買った革靴とスーツです。だから、今カジュアルな服を選ぶ時でも、(ドレス寄りの)割とぴったりしたサイジングで黒やダークグレーを選ぶことが多いかもしれません。自分に似合うスタイルが何だろうって思ったときに、身体の線が細いのもあって、そういうスタイルに落ち着いていきました。
モーターサイクルコート ¥90,200 (BRITISH MADE)
個人的に、アウターは着回しが効く汎用性の高いものをずっと着ることが多いです。それでいうとシルエットがきれいで癖のないモーターサイクルコートは適任です。その日の気分次第で、カジュアルにもドレスにも振れるところがいいですね。
大判チェックストール ¥86,900 (Johnstons of Elgin)
ベージュの色味が優しい印象だから、顔周りに濃い色を持ってきて引き締めたいと思いました。ブラックウォッチはタータンチェックの中でも全体の色味が落ち着いていて大人っぽい印象で、僕にとってはすごく使いやすい柄です。ベージュに合わせるとマイルドな印象に上品さが加わるので、間違いない組み合わせですね。
鈴木 一誠
03|クラシカルでも古臭くならない、モダンブリティッシュスタイル
リバーシブルコート ¥143,000 (BRITISH MADE)
今季のリバーシブルコートは、まさに僕好み。持っている服も、秋冬はコーデュロイとか、ツイードとか、こういう重厚な生地のモノが多いです。あとは、ラグランスリーブが好きですね。逆に言うと、セットインはあまり持っていなくて。というのも、猫背だから…..まあ、猫背は接客のおかげで前よりだいぶ改善されたけど、そもそもなで肩で。ラグランは肩のラインに沿ってくれるので、ちょっとこういい感じの“哀愁”ある後ろ姿になってくれます(笑)
インナーに使った赤いニットをチラ見せしつつ、それ以外はワントーンで統一しました。大判のカシミヤストールは挿し色にしてもいいんですけど、むしろ抑え役というか、色味を全体に合わせるのも手だと思います。柄や生地の質感がスタイリングに変化をつけつつ、色が落ち着いて収まりがいい組み合わせになります。
ブリティッシュメイドに新卒で入社して、初任給で買ったのが「チャーチ」のライダーです。これを買ったのは、完全に当時の先輩方やお客様の影響でしたね。働いていたのが丸の内店で、お客様の平均年齢が40歳くらいなので、上の世代の方からトラッドファッションを勉強させていただきました。僕らの世代(20代)にチャッカブーツって、あまり馴染みがないと思うんです。最初はちょっと抵抗があったんですけど、店長から「これは、持っておいた方がいいよ」って勧められて。実際に履いてみたら意外と何に合わせてもしっくりくるから、それ以来ずっとお気に入りです。
山田 直季
Photo by Yuya Kawajiriジョンストンズ オブ エルガンとは?