ネクタイを筆頭に、チーフ、スカーフなどのアクセサリー、シャツからアウター、シューズなどのウェアに至るまで、英国トータルブランドとして君臨する“Drake’s（ドレイクス）”。ドレイクスの数あるタイの中でも、クラフトマンシップをより味わえるネクタイがグレナディンシルクタイです。世界に数台しかないと言われる貴重なグレナディン織機で織り上げた希少な生地を贅沢に使用したネクタイは、唯一無二の質感を持ち、ブリティッシュメイドでも高い人気を誇ります。今回はブランド定番に位置付けられるグレナディンシルクタイにフォーカスしてお届けします。
世界に数台のみの歴史ある織り機で織られるグレナディンシルクタイ
ドレイクスのグレナディンシルクタイは、1920年代の古いイタリア製の木製の織り機（一部鉄を使用）で織られた生地を採用しています。この織り機は世界に数台しかない非常に貴重なもの。当時はシングル幅に合わせた織り機が一般的だった為、現在のダブル幅と合わせて製造するとなると通常よりも2倍近くの時間を掛けて作り上げられています。非常に手間が掛かる製法ですが、現在の織り機では製造できない、ニットのような空気を含んだ柔らかい魅力的な風合いに仕上げてくれます。
左から、「シルクニットタイ」、「50オンスシルクタイ」、「グレナディンシルクタイ」。シャリ感としなやかさを有した独特な生地感のグレナディンシルクタイは、両者が持つドレス、カジュアル中間の印象を持ち合わせています。グレナディンとはシルクやコットン、ウールなどの強撚糸を使った“からみ織り”で織られる織物のことを呼びます。目が粗く、通気性に富んだ織りはとても丈夫でシワが出来にくく、深い光沢感と透け感、そして立体的な織りと柔らかさを持っています。 また、オールシーズン活躍できるといったコーディネート面での汎用性の高さも、人気の理由の1つ。なにより、グレナディンが持つシャリ感、空気感といった、他では味わうことの出来ない生地の雰囲気が魅力的です。さらに、ドレイクスのグレナディンシルクタイは約30年間もの長い期間、ドレイクスが信頼をおくサプライヤーの生地を採用しています。年月をかけて互いに築き上げた信頼性のものと生まれたネクタイは、ドレイクスだからこその逸品です。
まず1本は持っておきたい誠実なソリッドタイ
Drake’s – Grenadine Solid Tieブリティッシュメイドでは定番のソリッド（無地）タイがラインアップ。ソリッドタイは、まず必須で揃えるべき1本だからこそ、どれが良いかと悩みがちですが、ドレイクスのグレナディンシルクタイはベストなチョイスです。「ごく普通のスーツでも、珍しい柄や色のスーツも、程よいバランスのスーツスタイルへと導いてくれるグレナディンシルクタイは、数あるネクタイの中でも最も用途が広いネクタイと言えるかもしれない。」と語られるほど。つまり、あらゆるコーディネートをまとめ上げ、自然に馴染んでくれる汎用性の高さを示しています。
特にネイビーのカラーリングは普遍的な美しさがあり、ビジネスシーンにも活用しやすいことから人気の高いカラー。その他にも、基本であるグレー、ブラウンといったカラーバリエーションも多く、ビジネスからカジュアルまで幅広いVゾーンコーディネートが楽しめます。落ち着きがある無地のデザインはクラシックなスーツと相性が良く、初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーも好んでダークトーンカラーのグレナディンシルクタイを着用していたと言われます。（※当時着用していたものは別ブランドになります。）
ネクタイとの相性を計算し尽したドレイクスのシャツ
（左から）Chambray Cotton Shirt with Button Down Collar ¥28,000（税抜）
Check Madras Cotton Button-Down Shirt ¥31,000（税抜）
Bengal Stripe Oxford Button-Down Shirt ¥24,000（税抜）
Stripe Poplin Button-Down Shirt ¥21,000（税抜）
こだわりのあるネクタイに合わせたいのが、仕立ての良いシャツ。イギリス本国にある自社ファクトリーで製作されているドレイクスのシャツは、よりネクタイをより美しく見せてくれるこだわりが詰まっています。英国製という生真面目さ、伝統性を持ちながらも、ディテールに拘ったモダンな洒落感、快適な着心地など、ネクタイとの相性を綿密に計算しながら作り上げられたシャツはドレイクスのネクタイとも相性抜群。英国クラフトマンシップを体感できるネクタイと合わせて揃えておきたいマストアイテムです。
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