ビジネスシーンで活躍する紳士たるもの、とりわけ革鞄には憧れを持つ方が多いと思う。
尊敬する先輩上司の「靴や鞄は良いものを選べ。」という言葉が頭に残っているのか、もしくは直感的に魅力を感じるのかもしれない。
とはいえ本格的な革鞄はベビーウェイト、雨の日には一倍気を遣う。
愛嬌と言えばそれまでだが、ナイロン素材が流行る現代において少々実用的とは言いにくいのが実状。
そこでグレンロイヤルが提案するのが今回ご紹介するライトウェイトのブリーフケース。
堅牢なブライドルレザーを用いた自社工場によるハンドメイド製という確かなクオリティに加え、驚くべき軽さとスタイリッシュな印象を兼ね備えた、まさに今求めていたレザーブリーフケースではないだろうか。
イギリスの鞄製造会社の傘下で産声を上げたグレンロイヤル
1979年より数多くのブライドルレザープロダクトを生み出して来たグレンロイヤル。 “Keybags/キーバッグス”と呼ばれる鞄製造会社の1ブランドから始まったグレンロイヤルは、当時から鞄作りにおいて高い定評があった。(※このストーリーについてはこちらをご一読いただければと思う。) その技術力を持ってして、ロイヤルワラントを授与した伝説的なレザーブランド“W&Hギデン”のOEMに携わっていたこともあり、その品質はお墨付き。 写真は90年代前半のダレスバッグ。ハンドル部分は修理されているが、約20年以上使用しながら今もなお現役で活躍出来るのが驚きだ。 数々のプロダクトの中でも革鞄のクオリティが別格であることを物語っている。 革小物も魅力的だがグレンロイヤルの真髄を体感出来るのが革鞄なのである。
スコットランドの職人達が作り上げる“今の”革鞄とは
バッグを選ぶ基準として今必要とされる要素の1つ、それは軽さだろう。 グレンロイヤルのブリーフケースは機能性を損なわないよう計算して、レザーを薄くスライスすることで約750g前後という軽量化を実現している。 (個体差があるため重量はズバリにはならないがハンドメイドならではの趣と受け取っていただきたい) 薄く仕上げてもそこはブライドルレザー、屈強性を保ち自立も可能。素材としてもまさに一級品。安心して信頼を置くことができる。 また、シンプルな外見も相まってスタイリッシュさにも磨きが掛かっている。 作業は全てスコットランドの自社工場で1つ1つ職人の手により丁寧に仕上げられる。これだけのクオリティを誇りながらこのプライスは実に魅力的だ。 “今”を感じさせつつもオーセンティック。何年も飽きが来ない。
洗練されたシンプルなデザイン、革らしからぬ軽さのライトウェイトブリーフケース
まず目に入るのは一切の無駄がない洗練された佇まい。 英国的なカッチリとしたスーツスタイルからトレンドである細身のスーツまで、実に幅広いスタイリングに映える。 そして手にして驚くのがレザーバッグとは思えないほどの軽さ。 アクティブシーンにもってこいの軽快さはストレスフリーに動き回ることができる。 使用するシーン、スタイリング問わずマッチするのがこのライトウェイトブリーフケースである。
両端のジップエンドにマグネット式の金具を取り付け、開閉時を考慮。見た目のスマートさにも一役買っている。また、ririジップファスナーを採用しており開閉も実にスムーズだ。
ブライドルレザーに煌めく真鍮が程よいアクセントの2ハンドルブリーフケース
こちらはハンドル部の装飾が華やかな印象な2ハンドルブリーフケース。 とはいえ華美にはなり過ぎず、適度なアクセントを与えてくれる。 それもそのはず、この真鍮パーツは実際に馬具で使用されているものであり、同じくルーツが乗馬に由来するブライドルレザーとの相性も抜群。 外面には1つポケットを備えている点も実に気が利いている。 うんちくもプラス1で語れるし、拘りがある方はこちらの2ハンドルジップケースをお勧めしたい。
ハンドルとボディを繋ぐ金具は実際に馬具として使用されているもの。強度はもちろん高級感を演出してくれる。
突然の雨から鞄を守るパッカブルレインカバー
ちなみに別売りにはなるが専用のレインカバーもご用意している。ブライドルレザーの天敵である雨の日に使いたい時はぜひこちらをご使用していただきたい。 せっかくのレザーが自慢できなくなってしまうのは痛いところだが、雨染みや膨らみができるより良いし、カバーの見栄えはあくまで品良く高級感ある仕上がりなのは嬉しい。もちろん撥水性を有しているので機能性としても申し分ない。 また、鞄の中でかさ張らないようパッカブルに収納可能なので、急な雨を考慮して1つ持っておくとベストだ。
今回はグレンロイヤル数ある鞄の中から定番モデルである2つをご紹介した。 どちらも活躍すること間違い無しの逸品。 本物を持つという優越と緊張感が、スタイルを芯から底上げしてくれる。 そしてブライドルレザーによる経年変化も醍醐味の1つだろう。 これから育つ過程を楽しみつつ、きっとこの先何年も手にする相棒となってくれる。
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