前回の記事では、ボトルグリーン、ダークブルー、オックスフォードタン、シガー、ニューブラックの5色を紹介しています。この機会にあわせてご覧ください。
BORDEAUX ボルドー
赤は、実際よりも近くに見えるという性質があるため、周りの目をいち早く引きつける力があります。また、赤は私たちを身体的に刺激する色で、脈拍を上げ、気分を高揚させ、行動に駆り立ててくれます。大きなエネルギーを必要としている人にはぴったりの色だといえるでしょう。
積極性や行動力を身につけたい人、スポーツをしている人、もう少し目立ちたいと思っている人をサポートしてくれるでしょう。
GOLD ゴールド
赤が身体を刺激する色なら、黄は感情を刺激する色。あらゆる色の中で、心理的作用が最も強いといわれています。私たちの気分を高揚させ、自尊心を高め、楽観的な姿勢に導いてくれます。また、感情への刺激は創造性にもつながり、クリエイティブな仕事をしている人の助けになるかもしれません。
自信を持ちたい人、判断力や決断力を高めたい人、楽しい気持ちで毎日を過ごしたい人におすすめの色です。
ORANGE オレンジ
オレンジは、赤と黄を混ぜて作る色なので、身体にも感情にも刺激を与えます。特に、私たちの意識を「身体に心地良いもの」へと向けさせる力があります。例えば、食べもの、暖かさ、安心できる家など。そうした身体に心地良いものを素直に追い求める姿勢は、さまざまな良い作用をもたらします。
緊張を和らげ力を発揮したい人、もっと心を開いて仲間を増やしたい人、食欲を高めたい人にぴったりの色です。
MINT GREEN / BABY BLUE ミントグリーン / ベイビーブルー
青は、心に静けさや落ち着きをもたらしてくれる色。特に軽くて柔らかい水色のような青は、心を落ち着かせ、集中力を高めるのを助けてくれます。また、空や海を連想させることから、開放感や自由を心に抱かせてくれます。
飾らない素の自分でいたい人、マイペースでいたい人、マインドフルに働きたい人に適した色です。
GREY / TAUPE グレー / トープ
グレーは、白と黒の間にあることから、心理的に偏りのない状態へと導いてくれる色です。また、自己主張せず周囲の色を引き立てたり、どんな色にも馴染んでくれるため、調和の色ともいわれています。そうした控えめで上品な姿が、周りに信頼感を与えるようです。
他人の意見にもっと耳を傾けたい人、相手を立てる謙虚な気持ちを持ちたい人、名脇役を目指している人におすすめの色です。
※色の心理的効果については、1985年にイギリスで創業した「Colour Affects」の研究結果をもとにご紹介しています。
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